プリン戦記

ポケモンレート対戦でのパーティ紹介、型の考察をメインにやっていきます。

対面構築におけるスカーフコノヨザルの考察

 

f:id:purinnx:20231018112454p:image

 

このポケモンの考察というか使用感をまとめていきます。

 

 

・役割

簡潔に言うと99パーセント初手に投げて命懸けを撃つ。以上

これだけ見ると別に3対3のバトルが2対2になるだけじゃね?と思われるかもしれない。

しかしこいつは対面構築においてかなり優秀なポケモンである。

いくつかメリットをあげていきます。

 

 

・メリット

 

1、テラス択の破壊

この猿やることが安定していながら一方的な上振れを期待できる。

まずは相手のテラスを潰せる可能性があるということ。

例えば飛行カイリューが飛行テラスでワンパンしてこようとしてきたところを上から命懸けで道ずれにしたり、相手のハチマキ水ラオスとか炎ポンがテラス切りで初手コノヨをテラスで処理しようとする所を目論見を潰したり。

 

もちろんSが猿に負けてる奴がテラス切ってくるなんてことは上位勢からしたらほぼありえないプレイングだがこのゲームは相手視点でどんな事が起きてるかなんて分からないしそもそも初手の命懸けすら無警戒の人なんてめちゃくちゃいる。

 

そしてこのゲームテラスを無駄に消費したプレイヤーはまず勝てない。

相手が対面でゴリ押しするパーティなら尚更無理である。

 

2、そもそも1対1交換の時点で充分強い

このゲームはそもそも単体のパワーが高すぎる奴が何体かいる。

主にカイリューラオス、最近だとアカツキガチグマなど、

 

それらを誘ってこのサルと交換出来るだけでかなり爆アド。

つまり相手の強いポケモンはこいつで処理してこっちだけパワーの高いカイリューやガチグマで物量押しするコノヨザルデコイ作戦が対面構築ではかなり強い。

 

 

3、ゴーストに打点がある

命懸けの弱いところはゴーストタイプに通らない事だがこの猿なんと自分とゴーストタイプなので初手ゴーストタイプにも打点がある。

例えば初手にハバカミがきたパターン。

 

・ブエナが発動した場合

 

スカーフ猿の上を取られるが火力アップアイテムの無いカミのムンフォは猿のH252、D4振りで確定耐えになるのでシャドクロで返り討ちにできる。

まぁこれはブエナカミが電磁波耐久のクソしかいないので倒せはしない。

が、初手でコノヨが腐るリスクを減らせるので充分機能したと割り切れるのも強い。

電磁波貰ったあと祟り目読みで引くみたいなプレイもできるし。

 

 

・ブエナが発動しない場合

 

この場合メガネ6割タスキ4割くらいの割合だと思う。

スカーフは1回も見なかったがムンフォ撃たれても補正ありで乱数なので十分突っ込める。

 

上からシャドクロで耐久浅いメガネは死ぬ。

タスキは電磁波か挑発が多い。

 

これも見てから対応でいい。

麻痺ってから残したいなら祟り目読みでガチグマに引いてしんくうは処理とかでもいいしそのまま切ってもほぼ1対1交換なので問題なし

 

 

対サーフゴー

 

全てシャドクロでいい。ゴツメ以外はアド取れる

 

メガネのパターンだとゴルラだと控えめでも最高乱数以外は猿が耐える。

シャドクロ×2で処理

普通はシャドボ撃ってくるので削り入れて裏のノーマルでロックして有利取れる。

 

スカーフの場合でも上取れる。

トリックは効かないし何されても猿が生存するのでシャドクロが安定する。

 

 

ミミッキュ

上からトンボで皮剥がして引ける。

対面構築で引き先の候補になるのはオボンハッサムとかがいい。

対初手パオもこれが割と安定するのでハッサムとの相性は良さげ、最近は初手悪テラハチマキしかいないのでインファで突っ込んでもいい。

 

 

環境にいるゴーストに対面しても腐りにくく相手によっては有利すらとれる。

初手要員としてほぼ出し負けがないのは大きな強み。

 

 

 

・サイクルの破壊

 

対面構築で処理が難しい受けサイクルと積ませポケモンの処理がこいつで完結する。

 

脅威のH種族値110という事で実数値217以下の耐久ポケは即死する。

これ以上のポケモンはディンルーラッシャマンボウくらい、キョジオーンに届くのが偉すぎる。

 

サイクルパーツの1匹を崩すと相手は2体で回さないと行けなくなるので無理が出やすい。

 

もちろん机上論の話ではあるがコノヨ+受け崩し1匹で充分サイクルに勝てたので強力な動きではあると思う。

キョジオーンやチオンドクガ、受けループにゴーストタイプがあまり入らないことも追い風。

 

 

 

・積みポケモンの処理

ゴースト以外のポケモンに相性や壁、能力上昇関係なく一撃で潰せるという強み。

アッキガチグマやピクシーやクレセなど、採用率がそこまで高くないけどされると詰むよねってポケモンに対してめっぽう強い。

 

カイリュージャラランガが積むタイミングに後出しして上から命がけ処理なんかもできるし、意外と器用に動くこともできる。

 

 

・ステロ展開阻止

対面構築において相手のステロを妨害するのはかなり重要。

こちらのカイリューや岩ぽん、タスキイダイトウなどステロで能力が半減するポケモンが多い。

 

初手で来るステロ撒きに仕事させないというのは偉い。

 

が、実は最近のステロ展開は結構減ってきてる気もするし、そもそもステロ要因筆頭がコノヨザルやディンルーが多いので実はカバガブキラフロルくらいしか機能しない、気休め程度。

ちゃんと挑発カミなどステロ展開の妨害ポケモンも採用したい。

 

 

 

 

 

 

👏🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒👏

と、ここまでメリットばかり上げてきたが最終的な結論を言うと個人的にはこのポケモン『弱い』と思っている。

 

 

最後にデメリットをあげてきます。

というか言うことは1つしかありません

 

 

1、型バレによる即負け

再戦にめっぽう弱い。

スカーフ1点読みゴーストに引く見たいなめちゃくちゃなプレイングをされた瞬間敗北がほぼ決定する。

対面構築において引き先を用意するのが困難だからである。

 

 

なので間違っても何シーズンも使うポケモンじゃないし、構築を煮詰めてもそこまで意味は無いかなと思う。

配信ではゴースティングなんかもよくある事だしあんまりオススメしない。

 

 

 

 

 

🐻‍総括🐻‍

弱いと言っても地雷枠としてイージーWinを量産するのは1シーズン割り切りと考えれば強力。

実際このポケモンを中心に固めた対面構築で割と序盤にレート2000乗せられたので割り切れば強そうではある。

特に初心者にはオススメかもしれない。

プレイング要求値が低く、試合時間も短いので回数重ねれば2000くらいなら簡単に乗せられると思う。

 

別にポケモンが上手くなるわけではないけど自分の自信アップに繋がるのはモチベ的な意味でも大事かなと思うので。

 

そもそもこのゲームひと握りの上位プレイヤー以外は割とめちゃくちゃなプレイングしてくるし相手に依存しない勝ち筋で上振れ狙う方がストレスなくて自分は好き。

 

 

今期はこいつと心中しますʕ •ﻌ• ʔฅ

 

 

 

 

よかったら配信来てねʕ ◉ﻌ◉ ʔじー

温厚な人です

YouTube

https://youtube.com/@user-nz5fo3wn4b?si=ASxUxTKbhEqtYl0j

 

トゥィッツァー

@purintamin